- 読む文具
ルーズリーフの使い方は無限大!? 勉強、仕事、家事でも活躍!
ルーズリーフとは筆記や描画などで使う用紙のことで、一枚一枚独立しているのが特長です。ルーズリーフを「使ったことがある」、または「現在使っている」という人も多いのではないでしょうか? ルーズリーフの魅力はなんといってもその自由度にあります。ページ数を自分で決められたり、横罫や無地のルーズリーフを組み合わせられたりと、勉強や仕事、家事など、幅広いシーンで役立てられます。今回はそんなルーズリーフの特長や使い方のアイデアをご紹介していきます。
ルーズリーフは用紙一枚一枚が独立しているため、アイデア次第でさまざまな使い方ができます。まずはそんなルーズリーフの特長・魅力を詳しく見ていきましょう。
ルーズリーフはファイリングができるよう複数の穴が空いており、バインダーと組み合わせて使うことでノートやメモ帳、手帳などと同じ使い方ができます。さらに、用紙一枚一枚が独立しているため、綴じのノートやメモ帳にはないメリットもあります。
たとえば、「重要なページだけ先頭にまとめてすぐ確認できるようにしたい」と思っても、綴じている場合はページを切り貼りするか別のノートにまとめ直さなくてはなりません。一方でルーズリーフは用紙一枚一枚が綴じられていないので、用紙の並べ替えや足し引きも簡単です。
● 自由度の高さを活かせば情報整理が簡単!
▶バラバラにとった記録を自分好みの順番に整理できる(例)案件ごとに打ち合わせのメモを整理したり、タスクを書いたページを済み次第後ろのページにまとめたりでき、情報にアクセスしやすくなる。
▶さまざまな罫線・用紙(筆記用紙、画用紙など)のルーズリーフをバインダーひとつで管理できる
(例)授業科目によって横罫や方眼を使い分けたり、美術の絵の練習用にクロッキー紙を一緒にはさんだりと、バインダーひとつで柔軟に学びに役立てられる。
▶ページを増やしたり減らしたりが簡単。必要な分のみを持ち歩ける。
(例)確認する必要がなくなったメモのページをすぐに外せる。ページが足りなくなってもルーズリーフを足せる(ノートを買い直す必要がない)。
授業や仕事で、その日必要な枚数のルーズリーフだけを持ち歩けば荷物がかさばらない、というメリットもあります。ノートを購入すると使いきれずにページを余らせてしまいがちな人にとっても魅力的でしょう。また、ルーズリーフの順番を自由に入れ替えることができ、情報を加えたり、不要なページを外したりも簡単です。インデックスを一緒に使えば、バインダーひとつに複数ジャンルの情報を分けてまとめることもできます。
その便利さから、勉強や仕事ではもちろん、家計管理や育児記録などで使う方も多いなど、幅広い用途で活用されています。
自由度の高さに加えて、ルーズリーフには「種類が豊富」「アクセサリー類が充実している」というメリットもあります。用途に合わせて自分好みにカスタムすることで、より便利にルーズリーフを使えるようになるでしょう。
● 種類やアイテムの豊富さを活かして自分好みにカスタム
▶横罫、無地、方眼、スケジュール用など、罫線の種類が豊富▶A4、B5、A5、ミニサイズなど、サイズも豊富
(例)スケジュール管理用にダイアリー罫、アイデアをまとめるために無地、メモを書くためにミニサイズの横罫を用意して、それぞれ組み合わせてオリジナル手帳をつくれる。
▶「書く」だけではなく、「描く」用の画用紙や「貼る」ためのスクラップ用ルーズリーフもある
▶白地だけでなく、色付きのルーズリーフもある
(例)暗記帳をルーズリーフでつくる場合、英単語、年号などの用途・科目ごとルーズリーフを色分けすると、取り組みたいページを見つけやすくて便利。
▶インデックスやクリアポケットなどアクセサリー類も充実している
(例)クリアポケットを使えば、配布されるプリントなども一緒にひとつのバインダーで管理できるので、復習のときにすぐ見つけられる。
ルーズリーフの種類は実に豊富で、まとめ用には横罫のルーズリーフ、アイデアをまとめるには無地を使うなど、用途に合わせて選ぶことができます。また、アクセサリーのクリアポケットなどと組み合わせて使える点は、ノートにはない魅力といえるでしょう。
自由度の高さや自分好みにカスタムできる点が、ルーズリーフの大きな魅力。ここでは、そのメリットを活かしたルーズリーフの使い方の例を見ていきましょう。まずは勉強とビジネスシーンでの活用方法です。
学校でルーズリーフを使っている、または使っていたという人も多いでしょう。ルーズリーフは授業や試験勉強などでも活用しやすく、バインダーひとつにノートをまとめられる点も便利です。ここでは、学校や勉強でのおすすめの使用例をいくつかまとめました。
● 授業・科目に合わせてルーズリーフを変える
授業でルーズリーフを使うなら、ラインアップが豊富であるメリットを活かし、複数の罫線を準備して使い分けるのもおすすめです。たとえば数学では方眼のルーズリーフを使えば図形をきれいに書きやすく、英語を初めて勉強するときは英習字罫を使えば正しいバランスのアルファベットの書き方が身につくなど、より勉強がはかどります。もちろんこれら種類の違うルーズリーフも、ひとつのバインダーで管理できます。● 板書用にルーズリーフを活用する
授業中は黒板に書かれたことを書き写すのに精いっぱいで、見やすくノートにまとめられないというケースも多いでしょう。そんなときはルーズリーフに板書を書き写して、後からノートや清書用のルーズリーフに丁寧にまとめていく方法もあります。板書を自分なりにまとめていくことで復習の効果もありおすすめです。注意点として、ルーズリーフは1枚1枚が綴じられていないため管理が重要です。せっかくきれいにまとめた1枚を紛失しないよう、しっかりバインダーなどにはさんでおきましょう。
仕事でスケジュールやタスク管理など、手書きで行っている人も多いのではないでしょうか。ルーズリーフはそんな場面でも活躍します。
● 家事ノートに使う
「家事ノート」とは、買いものリストや掃除リスト、ごみ捨て予定や子どもの習い事日程など、家事におけるタスクをリストアップしたノートです。家事でやるべきことがリスト化されると、「何を買えばいいんだっけ」「次に何をやればいいかな」と迷う時間や、「ごみ出ししていなかった……」といったやり残しも減らせます。家事ノートをつけるなら、ルーズリーフがおすすめです。日々の実行済みのタスクはどんどん溜まっていくので、不要になったページを外せると管理が楽になります。また、タスクが増えたときには用紙を簡単に足せるのも便利。その日のタスクだけ抜き取って壁に貼って見やすくしてもいいでしょう。
● レシピ集に使う
料理は和・洋・中など幅広いジャンルがあり、肉料理・汁物・お菓子などカテゴリも豊富。そのため、一冊の綴じのノートでジャンルやカテゴリを整理しながらレシピを書き込むのは難しい作業になります。ルーズリーフであればページの差し替えが簡単で、後からでも好きな分類ごとに整理し直すこともできます。さらに、インデックスをはさめば目的のレシピにも辿り着きやすくなるでしょう。● 家計簿をつける際に使う
情報を整理しやすいという利点を活かして、ルーズリーフを家計簿に使うこともおすすめです。失敗しても書き直して差し替えられるのはもちろん、レシートや光熱費の控えなどをクリアポケットに入れて一緒に管理しやすい点もメリットです。● 育児日記に活用する
育児をするなかで、子供との思い出や育児にまつわる情報を色々と残しておきたいと考える人も多いでしょう。ルーズリーフは、実は育児日記にも便利です。日記にも使えるウィークリーカレンダーや、絵日記に使える方眼や無地のルーズリーフなどラインアップが豊富なので、好みに合わせてオリジナリティあふれる日記をつくることができます。「離乳食のレシピを追記しておきたい」「現像した写真を後日貼りたい」といったときに簡単に編集できる点も、ルーズリーフの大きなメリットといえるでしょう。
また、ルーズリーフポケットを使えば、大切な母子健康手帳や記念の写真も一緒に保管することができます。
ルーズリーフの大きな特長・魅力は「自由度が高く、自分好みにカスタムできる」こと。目的に合わせて自由にアレンジできるので、勉強ではもちろん、ビジネスや家庭などさまざまな場面で活用されています。また、せっかく日常的に使うならストレスなく書けるルーズリーフを使いたいですよね。マルマンの『書きやすいルーズリーフ』では、シャーペンやボールペンなどどんな筆記用具でも滑らかな書き心地を実現しています。さまざまな種類やサイズを用意しているので、ぜひ一度お試しください。