- 読む文具
手帳を「バインダー」にしてもっと便利に活用する!種類やメリットを紹介
まずはルーズリーフとバインダーでつくる「マルマン手帳」の特長や“綴じ手帳”との違いについて見ていきましょう。
手帳には大きく「綴じの手帳」と「バインダータイプ」の2種類があります。綴じの手帳は用紙が固定されているのに対し、バインダータイプは用紙の抜き差しが簡単で、自由にカスタムできるので自分の理想の手帳にアレンジできるのがメリットです。
● 使い慣れたルーズリーフをはさめる「マルマン手帳」
バインダータイプの手帳にはさむ用紙は一般的にリフィルと呼ばれ、各手帳の大きさに対応したさまざまなサイズが用意されています。また、バインダーのリングの数にも違いがあり、6穴(ミニ、バイブルサイズなど)のリフィルに対応したバインダーや、20穴(A5サイズ)・26穴(B5サイズ)のルーズリーフに対応したものがあります。最近では5穴のコンパクトなサイズも店頭などで見られるでしょう。「マルマン手帳」は、学生のときから慣れ親しんだルーズリーフとバインダー、ダイアリーを組み合わせて自分好みにアレンジできる手帳。さまざまな種類のルーズリーフに加え、クリアポケットなどのルーズリーフアクセサリーを手帳でも活かせるのが魅力です。
● 綴じの手帳とマルマン手帳の違い
用紙が固定されている綴じ手帳とマルマン手帳では、自由度やカスタム性という点で大きな違いがあります。綴じの手帳 | マルマン手帳 |
---|---|
・ページを追加・削除できない ・ページ順やページ数があらかじめ決められている ・ペンやカードなどの収納数は手帳によって異なる |
・ルーズリーフを自由に追加できる ・使わないページを外せる ・好きなページ順に入れ替えられる ・豊富なアクセサリーを使って、小物の収納数を自由に増やせる(拡張性がある) |
バインダータイプの特長によってもたらされるメリットは、後述する「マルマン手帳のメリットとバインダーの注意点」で詳しく紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
● マルマン手帳で使える便利なルーズリーフ
・マンスリータイプ
月間カレンダーになっているダイアリー罫。予定を俯瞰して見ることができます。
・マンスリー+ウィークリータイプ
月間と週間のダイアリーがセットになっているタイプです。月間と週間、両方の予定を照合しながら管理する際に便利です。
・筆記にも便利な罫線タイプ
「横罫」「方眼罫」「無地」は、メモを取ったりアイデアをまとめたりと、筆記にも便利な罫線タイプです。
・TO DOリスト
タスクを箇条書きにして管理できるフォーマットタイプ。ほかにも、読んだ本のログや、習慣化したいことのチェックリストにも使えます。
● メリット1:カスタマイズできる
ルーズリーフを組み合わせて自分好みの手帳につくり上げられるのは、マルマン手帳の最大のメリットともいえるでしょう。綴じの手帳の場合は自分の目的や好みに合ったものを「探す」必要がありますが、バインダー手帳なら自分で「つくる」ことができます。「もう少しメモを記入するページがほしい……」と思ったときは、横罫や無地のルーズリーフを追加することで希望を叶えられます。また、クリアポケットと組み合わせて使えば、資料や小物と一緒に管理できるなど、綴じの手帳にはない拡張性も大きな魅力です。
● メリット2:何年も使い続けられる
綴じの手帳の場合、年が変わるごとに買い替えることが一般的です。しかしマルマン手帳なら、ルーズリーフを新しくするだけでよいので、愛着の湧いた手帳を長年使い続けられます。● メリット3:情報を分類、保存、蓄積しやすい
手帳に書いたメモなどは、仕事や生活のなかで得た大切な情報のひとつです。後から見返すことで、なにかヒントを得るきっかけにもなるでしょう。綴じの手帳の場合は、その情報を1ページごとめくって探さなくてはならないなど手間がかかります。しかしマルマン手帳なら、使い終わったルーズリーフを内容ごとに分類して、保存用のバインダーで管理できます。見返しやすいのはもちろん、大切な情報をしっかり保管できて便利です。● 厚みと重さ
ルーズリーフをリングで留める構造上、綴じ手帳に比べて厚みや重さが気になることもあるかもしれません。ただし、最近ではスリムタイプで軽量の製品も多くあるため、気になる人は持ち運びやすいタイプのバインダーを選びましょう。また、ルーズリーフをはさみすぎて、重くなってしまうことも考えられます。バインダーを使用する際は、適正の収容枚数も意識してみてください。● 記入時にリングが当たる
バインダーユーザーの悩みとして、「記入時、手にリングが当たるのが少し気になる」というものがあります。そんなときは次の対策を試してみてください。リングとルーズリーフの段差を少なくすることで、手が当たる部分を少なくします。
・よく書き込むルーズリーフ(ページ)は中間に設置する
書き込む頻度の高いページを、はさんでいるルーズリーフの束の中間あたりに設置してみましょう。そのページはリングとの段差が少なくなるため、手に当たる割合も減らせます。
・小さいリングのバインダーを選ぶ
リングが小さめのバインダーもあるので、バインダー選びの際にはリングにも注目してみてください。
バインダーを選ぶ際は、バインダーの表紙素材にも注目してみましょう。耐久性を求めるなら、ビジネスの場にもマッチした高級感ある本革や合皮素材がおすすめです。長年使い続けるうえでも、頑丈な素材のほうが好ましいでしょう。
持ち運びやすい軽量のバインダーを求めている人は、プラスチック製を選んでみてもいいでしょう。小さめのサイズを選べば、さらに携帯しやすくなります。
バインダーのサイズによって、はさめるルーズリーフのサイズも決まります。ある程度文字をゆったり書きたい、書き込むスペースがほしい、という場合にはB5サイズなど大きめのものを選びましょう。手軽に携帯したいということであれば、A5サイズ以下がおすすめです。
また、リングのサイズによって留められるルーズリーフの枚数が変わってくることもポイント。スケジュールやメモ、アイデア帳など幅広い用途をひとつのバインダーで完結させたい場合には、枚数を多く留められるリングサイズの大きいものが理想です。
● 一般的なバインダーの穴数とサイズ
20穴 | 26穴 | 30穴 | 6穴 |
---|---|---|---|
A5サイズ | B6サイズ | A4サイズ | システム手帳で採用 |
手帳は、毎日持ち歩いて使うほど使用頻度の高いアイテムです。だからこそ、持ち運びやすさはもちろん、使い勝手のよさがとても重視されています。なかなか自分が理想とする手帳に出会えないこともあるでしょう。そんなときは、ぜひ自由にカスタマイズできるマルマン手帳を検討してみてください。
マルマンの『ジウリスダイアリー』は、ビジネスでもフォーマルでも使える上質なダイアリー用のバインダーです。月間ダイアリーや路線図が付属されているので、購入時からすぐに使い始められます。もちろん、後から追加したいルーズリーフを一緒にはさんでもいいでしょう。
ほかにもさまざまなラインアップがあるので、ダイアリーカタログページからぜひ目的や好みに合った手帳を探してみてください。