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手帳の使い方&活用ガイド!種類や選び方、続けられる“手帳術”を解説
● 手帳の使い方は自由!なにを書いてもよい
まず、「手帳は予定を書くためのもの」という固定観念を取り払ってみましょう。予定を書くためのものだと思い込んでいると、「予定なんて特にないし」といった理由で手帳を開かなくなってしまいます。日付が印刷されているため「カレンダー=予定を書くスペース」と思いがちですが、別になにを書いてもよいのです。上手に使いこなしている人の手帳には、予定だけでなく、目標、目標のために行動したこと、行動して気がついたこと、改善されていない悩みなどが書かれていたりします。このように、手帳を上手に使える人とそうでない人の違いは、「目的をもって使っているかどうか」といえるかもしれません。
● できたかどうかの振り返りも重要
目標やかなえたいことがあるなら、手帳はその実現を助けてくれるツールになります。仕事をしている人は、売上目標や昇進の計画を記入してみましょう。「なりたい自分像」を具体的に書いてみるのもいいですね。上手に使えている人は、目標や計画を記入したら、具体的な行動をスケジュールに落とし込みます。そして、できたかどうかの振り返りもしていることが多いです。「6月12日 10:00~11:00 △△会議」といった予定だけ書いていた人は、週末や月末などに手帳を見ながら振り返る時間をつくってみましょう。振り返った際、そのとき感じたことや再設定したプランなどを備忘録として残しておくと、それが後で読み返す動機にもなります。
手帳が続かない理由を掘り下げてみると、主な理由がいくつかありました。
● 理由1:書こうと思うことが多すぎて疲れる
上手に活用されている手帳を見ると、「これを書いてみよう!」とアイデアが湧いたり、試したくなったりしますよね?ですが、全部完璧に書こうとすることが負担になる場合もあるでしょう。書くことを減らして情報を厳選すると、続けやすいかもしれません。●理由2:書くことが少なすぎる
「予定がないから手帳を使わない」という状況が続き、気がつけば真っ白なまま。その場合は、さきほど触れたとおり予定以外も書きこんでみてはいかがでしょうか。書いているうちに手帳を開く習慣がつき、それが継続への第一歩になります。●理由3:手帳が重くて持ち歩くのが億劫
手帳が重いせいで持ち歩かなくなると、書きたいときに手元にないという状態になるため、書く習慣自体が身につきません。小さい手帳やページ数が少ない手帳を選ぶのもひとつの解決策。また、不要になった部分を外せるバインダータイプも便利です。手帳が続かないもうひとつの原因が、目的と使っている種類が合っていないという、選び方のミスマッチ。どのような種類があるのか把握し、手帳を使う目的を明確にしておくと、ミスマッチは防げます。
手帳を使う目的は、未来の時間を計画・管理するための「計画型」と、過去を振り返るための「記録型」に大きく分けられます。今日ではスマホアプリなどでスケジュール管理ができるようになったことから、手帳の使い方もこれまでの「計画型」から「記録型」に移ってきているとも。まずは、自分が想定しているメインの使い方がどちらなのか考えてみましょう。
「手帳」と一口にいっても、さまざまなタイプ(フォーマット)があります。目的に合った種類を選ぶのも、手帳活用の重要なポイントです。
同じく、1ヶ月のスケジュールを管理する「ガントチャート」というタイプもあります。見開きで左から右に日付が振ってあり、いくつかある項目の進捗を確認しやすいのが特徴。複数のプロジェクトを横断的に管理したいビジネスパーソンなどに人気です。
・週間バーチカルタイプ
左から右にかけて1週間分の横軸があり、縦に時間軸が振ってあります。時間を面で把握できるので、予定の詰まり具合が一目瞭然です。
・週間ブロックタイプ
見開きで1週間分がブロックと呼ばれるマスに分割されているタイプ。マスのなかに自由に記入できるため、こまかい管理が苦手な人におすすめです。
・ホリゾンタルレフト(週間レフト)タイプ
見開きで、左側が週間予定、右側が自由に使えるページになっているフォーマットです。予定管理と詳細のメモを同時に記入したり、その週の「ToDoリスト」を右ページにつくったりと、さまざまな活用法があります。
以下の記事では、それぞれの手帳のタイプについて詳しく解説しています。
手帳のおすすめの書き方と活用アイデアを教えて!種類に合わせた使い方も解説
● マンスリータイプ
カレンダーのようにひと目で1ヶ月の内容が見渡せることから、月間の情報管理に適したフォーマットです。「月間ブロック」と呼ばれるタイプが一般的で、その名のとおり1日が1マスで区切られています。同じく、1ヶ月のスケジュールを管理する「ガントチャート」というタイプもあります。見開きで左から右に日付が振ってあり、いくつかある項目の進捗を確認しやすいのが特徴。複数のプロジェクトを横断的に管理したいビジネスパーソンなどに人気です。
● ウィークリータイプ
週間の予定や情報を管理しやすいフォーマット。大まかな予定はマンスリー、詳細な計画をウィークリーで管理するケースが多いようです。ウィークリータイプには、主に以下の3タイプがあります。・週間バーチカルタイプ
左から右にかけて1週間分の横軸があり、縦に時間軸が振ってあります。時間を面で把握できるので、予定の詰まり具合が一目瞭然です。
・週間ブロックタイプ
見開きで1週間分がブロックと呼ばれるマスに分割されているタイプ。マスのなかに自由に記入できるため、こまかい管理が苦手な人におすすめです。
・ホリゾンタルレフト(週間レフト)タイプ
見開きで、左側が週間予定、右側が自由に使えるページになっているフォーマットです。予定管理と詳細のメモを同時に記入したり、その週の「ToDoリスト」を右ページにつくったりと、さまざまな活用法があります。
● デイリータイプ
1日1ページのタイプです。毎日の予定をこまかく書きたい人や、日記やイラストなどで残したい人に向いています。お気に入りのノートを手帳にしてもよいでしょう。以下の記事では、それぞれの手帳のタイプについて詳しく解説しています。
手帳のおすすめの書き方と活用アイデアを教えて!種類に合わせた使い方も解説