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勉強のモチベーションを上げる方法は?カギを握る「目標設定」と「集中力」
スポーツや音楽、ゲームや漫画など、自分が「楽しい!」と感じるものは時間を忘れて没頭できるものです。しかし、勉強となると楽しさを感じられないという人もいるでしょう。時には「やらされている」という気持ちになり、なおさら気分がのらないこともあります。
特に勉強をがんばったのにテストで結果が出ないと、「どうせがんばっても……」とさらにモチベーションが下がってしまうでしょう。
テストなどでやってしまいがちなのが、周りの人たちの点数と自分の点数を比較してしまうこと。友達の点数を聞いて、「Aさんはすごいな……。やっぱり自分なんて……」という後ろ向きの気持ちが芽生えてしまうと、勉強に対してのモチベーションはどうしても上がりません。勉強するうえで大切なのは、「どれだけ自分が成長できたか」ということにフォーカスすることです。
「今までがんばれていたのに、最近どうも集中できない……」そんなときはもしかしたら、がんばり過ぎて疲れているのかもしれません。疲れや睡眠不足は学習効率を下げるだけでなく、モチベーションの低下にもつながります。
このように、勉強のモチベーションというのはいろんな要因により左右されるものです。さらに、もしモチベーションを上げることができたとしても、長い期間そのやる気を維持できなければ意味がありません。
大切なのは「目標」を立ててモチベーションをアップさせ、そのモチベーションが続くよう日々の勉強に集中できる状態・環境を整えることなのです。
このように、勉強のモチベーションというのはいろんな要因により左右されるものです。さらに、もしモチベーションを上げることができたとしても、長い期間そのやる気を維持できなければ意味がありません。
大切なのは「目標」を立ててモチベーションをアップさせ、そのモチベーションが続くよう日々の勉強に集中できる状態・環境を整えることなのです。
目標を設定するメリットは、「自分が何のために勉強するのか」ということがはっきりする点です。たとえば「期末テストで全教科80点以上を目指す」「〇△高校に合格する」という目標を掲げることで、いま自分が何をやらないといけないかが見えてくるでしょう。そうすると、「テストの点数を上げるために、ゲームを我慢して問題集に取り組もう!」と誘惑に打ち勝つきっかけとなります。
やる気をアップする目標設定にはちょっとしたコツが必要です。ここからは、具体的な目標設定のポイントをご紹介します。
たとえば、
「〇△高校に合格すれば、強豪チームの一員として部活動に励むことができる!」
「□×大学に入学して、将来は法律家になりたい!」
などです。このように目標を設定する際は、その先の明るい未来像や夢までイメージすることがポイント。点数アップや希望校合格などによってどんな未来が待っているのかイメージできれば、目の前の勉強にも意味を見出せます。
たとえば、「次のテストまでに新しく漢字を50個覚える」という目標を設定した場合、1日どのくらいのペースで覚えていくのかを記入。そして、実際に日ごとに覚えた個数も記入して見える化していきます。
目標達成までの道のりが把握しやすくなり、また、自分の成長も見えてくるため、モチベーションアップに効果的です。
このように、たとえモチベーションが上がったとしても、それを維持できなくなってしまう恐れもあります。勉強へのやる気を持続していくうえで重要なのは、毎日の勉強に集中して取り組み、日々の前進を実感すること。モチベーションアップと同じくらい、集中力アップにも力を入れていきたいところです。
やる気をアップする目標設定にはちょっとしたコツが必要です。ここからは、具体的な目標設定のポイントをご紹介します。
● ポイント1:最終目標を達成したあとの明るい未来もイメージする
「〇△高校に合格する」「□×大学に合格する」ということを最終目標と考えがちですが、本当の目的はその先にあったりします。たとえば、
「〇△高校に合格すれば、強豪チームの一員として部活動に励むことができる!」
「□×大学に入学して、将来は法律家になりたい!」
などです。このように目標を設定する際は、その先の明るい未来像や夢までイメージすることがポイント。点数アップや希望校合格などによってどんな未来が待っているのかイメージできれば、目の前の勉強にも意味を見出せます。
● ポイント2:小さな目標も立てよう
希望校の合格など、数カ月から数年かかる大きな目標に向けて勉強していくときは、モチベーションの維持が重要となります。そこで、大きな目標に到達するまでに達成すべき小さな目標をいくつも立てていきましょう。小さな目標を立てることで日々着実に成長できるだけでなく、達成するごとに成功体験を味わえ、それがモチベーションアップにつながります。
【小さな目標の例】
・1週間で問題集を20ページ終わらせる
・〇月×日までに英単語を30個覚える
・中間テストまでに数学問題を最低10問取り組む
【注意点】
ハードルの上げ過ぎには注意! 無理なことに挑戦し達成できないことで、やる気を失いかねません。
・1週間で問題集を20ページ終わらせる
・〇月×日までに英単語を30個覚える
・中間テストまでに数学問題を最低10問取り組む
【注意点】
ハードルの上げ過ぎには注意! 無理なことに挑戦し達成できないことで、やる気を失いかねません。
● ポイント3:目標達成までの道のりを見える化する
大きな目標と小さな目標を立てたら、あとはその目標に向かって勉強を進めていきます。そのときおすすめなのが、目標達成の道のりを「見える化」していくこと。具体的には、カレンダーやスケジュール帳に目標と進捗状況を記入しましょう。たとえば、「次のテストまでに新しく漢字を50個覚える」という目標を設定した場合、1日どのくらいのペースで覚えていくのかを記入。そして、実際に日ごとに覚えた個数も記入して見える化していきます。
目標達成までの道のりが把握しやすくなり、また、自分の成長も見えてくるため、モチベーションアップに効果的です。
● ポイント4:しっかり休憩することも大切
目標に向かって日々の勉強をがんばることは大切ですが、無理をして体調を崩してしまっては元も子もありません。そのため、目標達成までの道のりを見える化するときは休憩する日や休憩する時間も必ず視野に入れておきましょう。頭と身体を休めたほうが勉強に身が入り、学習効率も上がります。何より、疲れによってやる気が失われていく事態を避ける意味でも休憩は大切なことです。このように、たとえモチベーションが上がったとしても、それを維持できなくなってしまう恐れもあります。勉強へのやる気を持続していくうえで重要なのは、毎日の勉強に集中して取り組み、日々の前進を実感すること。モチベーションアップと同じくらい、集中力アップにも力を入れていきたいところです。
● 「ポモドーロ・テクニック」を活用する
「ポモドーロ・テクニック」とは時間管理テクニックのひとつで、次のように時間を区切って勉強していきます。
・まずは取り組む勉強の内容を決める(問題集を解く、英単語を暗記する、など)
・「25分間勉強→5分休憩」を1セットとする
・1セットを4回繰り返す(計2時間)
・その後20~30分ほどの長めの休憩をとる
・「25分間勉強→5分休憩」を1セットとする
・1セットを4回繰り返す(計2時間)
・その後20~30分ほどの長めの休憩をとる
このように、ひとつの勉強を時間で区切りながら取り組むことで、集中力を持続させていきます。周りにある娯楽につい気を取られてしまいがちですが、「とにかく25分は勉強をやる!」という意識があれば、誘惑にも打ち勝てる気がしてきませんか? 集中力が途切れやすくて困っているという人は、一度試してみてください。
● スマホの通知音はオフにする
勉強中に突然スマホが鳴り出したら、反射的に見てしまいますよね。意識を勉強に戻そうと思っても「メッセージが来たのかな……」と気になり、集中力が途切れてしまいます。そのため、通知音はオフにしておきましょう。● 誘惑となるものは隠しておく
ゲーム機やスマホ、テレビなど、誘惑となるものは目に入らないよう隠しておきましょう。スマホであれば机の引き出しにしまったり、ゲーム機や漫画なら押し入れや別の部屋に隠したりします。そこまでするのが面倒に感じるのであれば、布なので覆い隠すのでもOKです。● 机の上をきれいにする
勉強をしていると、教科書や問題集、辞書などが机に積み重なっていることはありませんか? それらが視界に入ると「この教科も勉強しなきゃ……」と焦りが出てきてしまいます。また、「数学の教科書どこに行ったんだろう…?」と探すのに時間が掛かってしまうことも考えられます。焦りや非効率さは集中力を下げる原因となり得るため、日ごろから机の上を整理しておきましょう。勉強で欠かせないアイテムといえば、やはり文具でしょう。お気に入りの文具で気分を上げられるのはもちろん、勉強に特化したノートやルーズリーフなどを使えば学習効率も上がって集中しやすくなります。これまで「なんとなく」で選んできたという人は、ぜひ文具にもこだわってみてくださいね!
『TODOリスト』と『タイムプランニング』は、マルマンの人気シリーズ「ルーズリーフ ミニ」の製品。タスクや時間管理などにおすすめの、片手サイズのルーズリーフです。
ルーズリーフのメリットは枚数が溜まれば溜まるほど自分のがんばりが目に見えてわかることです。溜まったルーズリーフを見ることで、「こんなにがんばってきた」という達成感を得られます!
● TODOリスト
『TODOリスト』なら点数アップや入学試験合格などの目標に向けて取り組むべき問題や覚えるべき単語などをリスト化しやすいです。勉強(タスク)を達成するごとに「✓」を入れていけば自分が前進していることを実感でき、モチベーションも上がります!● タイムプランニング
『タイムプランニング』は、1日の勉強スケジュールを立てるときに便利なルーズリーフで、1マス10分で管理できる「TIME TABLE」欄があります。「ポモドーロ・テクニック」を使うときは1セットごとマーカーの色を変えていくと、時間管理がしやすくなるでしょう。ルーズリーフのメリットは枚数が溜まれば溜まるほど自分のがんばりが目に見えてわかることです。溜まったルーズリーフを見ることで、「こんなにがんばってきた」という達成感を得られます!