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「バレットジャーナル」とは?書き方やコツ、タスク管理に便利な文具も紹介!
記載する内容に制限や決まりはとくにありません。予定、タスク、アイデア、目標、夢など、なんでも自由に書いてOKです。そのため、基本の書き方をマスターしたら、あとは自分流にアレンジすることができます。
● マルチタスクを抱えている人
バレットジャーナルを活用すれば、多くの項目を一冊のノートや手帳で一元管理できます。そのため、多忙なビジネスパーソンや学生、子育て中の方など、マルチタスクを抱えている人におすすめです。● デジタルツールでの管理が苦手な人
スマートフォンやパソコンで使えるアプリやツールの場合、操作方法を覚えて使いこなせるようになければなりません。デジタルツールに苦手意識がある方にとって、慣れるまでこれらを使い続けるのは大変でしょう。バレットジャーナルなら手帳やノートに書き記していくだけなので簡単です。● 自分好みの手帳が見つからない人
バレットジャーナルを活用すれば、シンプルなノートや手帳でもタスクやスケジュールを管理できます。書き方やページの使い方も、自分好みにアレンジ可能。「市販の手帳ではしっくりくるものがない」「好みの一冊が見つからない」という方は、ぜひバレットジャーナルに挑戦してみましょう。● 予定が多い学生のタスク管理に
学生生活では部活やアルバイト、習い事、プライベートなど、学校(学業)以外にもさまざまな方面から予定が舞い込むもの。バレットジャーナルを習得すれば、すべての予定を一冊で一元管理できます。これにより「うっかり忘れ」がなくなるのはもちろん、計画性の向上も見込めるでしょう。● ビジネスパーソンのロードマップに
日々の業務をこなすのに精一杯のビジネスパーソンは、なかなか将来に目を向ける時間がとれないかもしれません。バレットジャーナル方式で目標や夢を書き込めば、将来のためのロードマップとしても役立ちます。今できることに対して着実に取り組めるのはもちろん、新しいアイデアも生まれやすくなるでしょう。バレットジャーナルの基本ルールは、素早く箇条書きするために「KEY(キー)」とよばれる記号を使うこと。KEYの種類は「基本」「強調」「タスク管理」の3つに分かれており、それぞれ使う記号が異なります。
なお、KEYは以下に記載した記号でなくても問題ありません。覚えておきやすいKEYをあらかじめ決めておきましょう。
● 極力シンプルに書く
Webで「バレットジャーナル」と検索すると、シールやスタンプを活用したカラフルな事例が多くヒットします。しかし、こうした華やかなバレットジャーナルをつくろうと意気込むと、余計な手間や時間がかかってしまうでしょう。また、装飾に気を取られてタスク管理がおろそかになる恐れもあります。まずは「速記と予定の管理」という本来の目的にのみ目を向け、極力シンプルな続けやすい形からはじめてみましょう。時間をかけないことが、長続きするコツです。
● 完璧を目指さない
バレットジャーナルに抜けや漏れがあっても、過剰に気にする必要はありません。書き忘れた日があれば翌日から再開し、書き間違いがあれば二重線ですぐに修正すればよいのです。最初から完璧を目指さず、その都度柔軟に対応しましょう。● 記載するタイミングを決める
就寝前に明日のタスクを書き出す、起床後に当日のスケジュールを書き出すなど、毎日同じタイミングでバレットジャーナルをつけるようにすれば、簡単に習慣化できます。記載を忘れがちな方は、手帳に向き合う時間を固定するのが得策です。● お気に入りのノートや手帳を使う
好きなデザインや使い心地のよいノートは、それだけでモチベーションを向上させてくれます。バレットジャーナルを書きやすい罫線やサイズのノート、あるいは自分の好みに合うデザインの手帳を選びましょう。バレットジャーナルでは、タスクなどを効率的に整理するために、基本となる4つのコンテンツをつくります。
● おすすめはA5サイズ
小さすぎるノートでは、予定やタスクが書ききれません。しかし、逆に大きすぎるノートは持ち運びに向かず、余白も気になってしまいます。手持ちに便利で、カバンのなかからさっと取り出しやすいA5がちょうどよいでしょう。● 罫線は方眼罫かドット方眼罫
バレットジャーナルは、カレンダーなどで頻繁に枠線を活用します。方眼やドット罫であれば、仕上がりがキレイになり手間もかかりません。● 汚れに強い丈夫な表紙
バレットジャーナルは、長期間1冊のノートで管理していくので、丈夫な表紙のものを選びましょう。また好きなカラーを選ぶとモチベーションも上がり、忘れず記入できるでしょう。● 書きやすい紙
鉛筆やボールペンだけでなく、マーカーペンや万年筆など、さまざな種類のペンを使用するので、ウラ抜けしない紙のノートを選びましょう。書き心地のよい紙を選ぶことで、書くことも楽しくなるでしょう。好きな色でモチベーションを上げたい人に『セプトクルール』
『セプトクルール』は、ストーリー性のある上質な5色の表紙と、滑らかで書きやすい筆記用紙を使ったノートシリーズです。
持ち運びに適したA5サイズがあり、3mm方眼罫のためバレットジャーナルとの相性も抜群。ソフトで触り心地のよい表紙は汚れや水滴に強く、厚手の紙がどんなペンもしっかりと受け止めてくれます。しっかり100枚もの用紙を使えるため、使い切ったときの達成感も味わえます。
カラー展開も豊富で、カバーには自然を彷彿とさせる落ち着いたマット色を採用。スパイシーコーラルピンク、サニーイエロー、クリスプホワイト、コンフォートミント、スピリットブルーの定番5色と、フォレストグリーン、クラッシーバイオレット、フェザリーピンクの2024年限定カラーの3色から好みのものを選べば、おしゃれな見た目でタスク管理へのモチベーションもアップするでしょう。
自由にカスタマイズしたい人に『ジウリス』
『ジウリス』は、好みにあわせて中身をカスタマイズできるルーズリーフ&バインダーのシリーズです。落ち着いた色のソフトカバーを使っており、ビジネス用の手帳にもぴったり。バレットジャーナルに適したA5サイズも選べ、バインダーと用紙がセットになっているので買ったその日から使いたい方にも便利です。
『ジウリス』の最大の特長は、なかのルーズリーフを入れ替えられること。「TO DOリスト」「方眼」「月間ダイアリー」などを組み合わせて、使いやすいバレットジャーナルにカスタマイズできます。用紙の追加や完了タスクの取り外しなども簡単。さらにインデックス(仕切りタイプのシート)を使えば、仕事やプライベートなど複数の項目を1冊にまとめてもごちゃつきません。使い終える達成感よりも実用性を重視したい方、仕事やプライベートを一冊の手帳で管理したい方におすすめです。
ルーズリーフを活用したバレットジャーナルについては、こちらの記事でも詳しくご確認いただけます。
ルーズリーフでダイアリーをつくる!バレットジャーナルにも活用してみよう!
自由にレイアウトを変えたい人に『ニーモシネジャーナル』
『ニーモシネ ジャーナル』は、アイデア・記録もスムーズにできるジャーナルノートです。
ハードカバータイプなので、しっかりと自分のための1冊を持ちたい人におすすめです。罫線は、柔軟な思考が広がるドット方眼罫。紙面を3・4分割できるメモリ入りの新罫線なので、ページごとに自由にレイアウトを変えることができます。ページ番号、コンテンツページ付きなので、しっかりと管理できます。
紙は、万年筆でもウラ抜けしないクッション性のある特厚の国産オリジナル筆記用紙(90g/㎡)を使用しています。たっぷりと書き込める120枚入りで、ゴムバンドが付いているので、持ち運ぶときにもバラバラとしません。
バレットジャーナルは書き方の自由度が高いことから、難しいと感じる方もいるかもしれません。しかし、一度習慣化してしまえば、日常生活を豊かにするツールとして活躍してくれます。趣味と実用を兼ねた一石二鳥の方法として、ぜひ活用方法をマスターしてみてください。