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「やりたいことリスト」(ウィッシュリスト)を使って、新年の目標を立てよう!
やりたいことリストとは実現の可否をひとまず考えずにやりたいことを書き出したリストで、「ウィッシュリスト」とも呼ばれます。近年ではさまざまな記事やブログで「ウィッシュリスト100」といったフレーズを目にすることも多く、数としては100個がひとつの目安といえますが、50個でも60個でも問題ありません。
リスト作成時は、「とにかくやりたいことをすべて書き出すこと」が重要。「資格を取得する」「週3回は運動する」といった長期的な内容だけでなく、「気になっていたお菓子を食べる」「ホテルのランチに行く」といったすぐに叶えられそうな内容であっても同じように書き出します。このようなやりたいことの一覧から、将来の目標や夢、望む実績や成し遂げたいことを具体的に可視化することが目的だからです。
やりたいことがはっきりしている場合、大目標を達成するための「小さなやりたいこと(小目標)」が見えてくることがあります。一方で、「小さなやりたいことはたくさんあるけど、大きな目標が見つからない」という場合も、やりたいことリストから大きな方向性が見えてくるかもしれません。
バケットリストについては、こちらの記事をご覧ください。バケットリストにおすすめのノートも紹介しています。
バケットリストで「やりたいこと」を実現!書き方の例やおすすめノートを紹介
リスト作成時は、「とにかくやりたいことをすべて書き出すこと」が重要。「資格を取得する」「週3回は運動する」といった長期的な内容だけでなく、「気になっていたお菓子を食べる」「ホテルのランチに行く」といったすぐに叶えられそうな内容であっても同じように書き出します。このようなやりたいことの一覧から、将来の目標や夢、望む実績や成し遂げたいことを具体的に可視化することが目的だからです。
やりたいことがはっきりしている場合、大目標を達成するための「小さなやりたいこと(小目標)」が見えてくることがあります。一方で、「小さなやりたいことはたくさんあるけど、大きな目標が見つからない」という場合も、やりたいことリストから大きな方向性が見えてくるかもしれません。
●「バケットリスト」との違い
バケットリストは「生きているうちにやりたいこと」を挙げたリストを指すため、「自分に残された時間のなかで実現したいこと」という意味合いが強くなります。基本的にウィッシュリストと同じ考え方でやりたいことをリストアップしていきますが、人生の終盤に向けて「やり残しによる後悔」がないように、自身の生き方・すごし方に向き合うツールといえるでしょう。バケットリストについては、こちらの記事をご覧ください。バケットリストにおすすめのノートも紹介しています。
バケットリストで「やりたいこと」を実現!書き方の例やおすすめノートを紹介
やりたいことリストを作成すると、シンプルにやりたいことが実現しやすくなります。
●やりたかったこと・興味があったことを思い出せる
忙しく毎日をすごしていると、子どものころ好きだったことや何年か前に夢中になったことなどを忘れてしまいがちです。リストで「やりたいこと」の洗い出しをすれば、「好きだったのに忘れていたこと」がよみがえり、「興味があったのに手をつけていなかったこと」にチャレンジするきっかけにもなります。●人生においての方向性を見出せる
やりたいことを書き出していくと、そのなかに意識していなかった方向性や共通する価値観が見えてくることがあります。やりたいことを挙げていく作業は、自分の興味や関心についての「棚卸し作業」だからです。また、毎年同じ時期にやりたいことリストを更新し、過去のリストと見比べることで、自身の変化や成長に気づけるかもしれません。●日々のモチベーションにつながる
「やりたい」という能動的な気持ちで作成したリストがあると、「今日(今週・今月)は、これをやってみよう!」という前向きな気持ちで日々をすごせるようになります。実行済みの項目を消し込んでいくほど達成感が得られるため、自己肯定感や生活へのモチベーションも上がるでしょう。●行動力・実行力が高まる
やりたいことリストがあるとフットワークが軽くなり、ちょっとした空き時間でも「これに取り組もう」という気持ちになれます。可視化されたリストがあれば、やりたいことの優先順位を決めやすく、スケジュールにも落とし込みやすいからです。基本的にウィッシュリストの作成にルールはなく、どのように書いてもOKです。しかし、それでは「どう書けばいいかわからない」「いつやればいいかわからない」と悩んでしまうかもしれません。そういった場合は、次のようなルールやパターンを決めておくと取り組みやすくなります。
やりたいことが多くて次々に浮かんでくるという人の場合は、思いつく限り項目を挙げてから各カテゴリに整理すると新しい発見があるかもしれません。いずれの場合も、作成前にカテゴリ分けをしておくと見返しやすいリストをつくれます。
たとえば、最初に「1年で50万円貯金する」という目標をリストに書いた場合、途中で「最低でも毎月4万円を貯金専用口座に入れる」といった具体的な行動が見えてきたら、それをリストへ追加するといった流れです。ブラッシュアップすることで、目標は実現しやすくなります。
●カテゴリごとに書き出す
漠然と「やりたいこと」を考えてもなにも浮かんでこないなら、テーマを決めて考えるのがおすすめ。趣味、食事、旅行、健康、自分磨き、恋愛、家族、友達、ビジネス、人脈づくりなど、カテゴリ別に書いてみましょう。やりたいことが多くて次々に浮かんでくるという人の場合は、思いつく限り項目を挙げてから各カテゴリに整理すると新しい発見があるかもしれません。いずれの場合も、作成前にカテゴリ分けをしておくと見返しやすいリストをつくれます。
●修正や更新のタイミングを決めておく
自分の「やりたい」という気持ちに沿って、リストの修正や更新を行いましょう。「やりたいことを実践してみたら関連して新しいやりたいことが見つかった」「目標を達成する具体的な方法が見つかった」など、やりたいことに変化が現れることがあるからです。たとえば、最初に「1年で50万円貯金する」という目標をリストに書いた場合、途中で「最低でも毎月4万円を貯金専用口座に入れる」といった具体的な行動が見えてきたら、それをリストへ追加するといった流れです。ブラッシュアップすることで、目標は実現しやすくなります。
●振り返りのタイミングも決めておく
リスト化による意識づけによって、自分でも気がつかないうちに達成してしまう「やりたいこと」は意外に多くあります。ウィッシュリストを定期的に見返すと、一歩ずつ前に進んでいることを実感でき、確認することで残っているリストをすべて実行しようという気持ちも高まるでしょう。ノートや手帳にウィッシュリストを書こうとしても、「なかなかやりたいことが思いつかない」「どう書いたらよいかわからない」と悩み、つまずいてしまうかもしれません。楽しくスムーズにリストを書くためには5つのポイントがあります。
●実現できるかわからない項目も書き出す
できる・できないは気にせず、「やりたい」と感じることを書きます。「できたらいいな」というレベルの願望や「こんなふうになりたい」といった夢を書いてもかまいません。むしろ、確実にできることや、到達までの道のりが見えていることばかりを書くより、実現不可能に感じる夢が混じっていたほうが楽しめます。●やりたいことの大きさは気にしない
やりたいと思っていることは、大小にかかわらずどんどん書いていきましょう。日常的な目標だけでなく、「外国語を話せるようになる」などキャリアやライフスタイルに影響する大きな取り組みを書いてもOK。リストは人に見せるものではないので、「こんなこと書くのは恥ずかしい」と思ったり、誰かに遠慮したりする必要はありません。●否定形で書かない
後で見返したときに気分が下がらないように、否定形の表現は避けましょう。たとえば、「寝坊しない」「間食をしない」「運動をさぼらない」ではなく、「●時に起きる」「休憩時間はコーヒーを飲む」「週3回はヨガをする」など、具体的かつ肯定的に書くのがポイント。ポジティブに書かれていると、見返したときに行動へのモチベーションが高まりやすくなります。ノートや手帳にやりたいことリスト(ウィッシュリスト)をまとめると行動に移しやすくなり、達成していくたびに「成長した」「有意義な時間を過ごせた」といった実感や自信を得られます。来たる2025年を充実させたい方は、マルマンの『ルーズリーフ』&『ルーズリーフミニ』でやりたいことリストを作成し、「2024年以上に自分らしいわたし」を目指してみてはいかがでしょうか。