- 読む文具
- 更新日: (公開日:)
夏休みの工作アイデアが知りたい!自由研究にスケッチブックがおすすめな理由
小学校低学年は、少しずつ絵が上手になってくるタイミング。「海のなかを魚が泳いでいる絵にしようか!」「○○くんは、空を飛ぶ飛行機を描いて!」などと話ながら工作を進めれば、「赤で描きたい」「空には太陽や雲も必要だよね」などと、自分からアイデアを出してくれるかもしれません。
また、貼り絵には「描く」だけでなく、「塗る」「切る」「貼る」といった多くの作業が含まれることから、親子で同じ作業をしたり、あるいは手分けしたりしてチームワークを養うことも可能です。
そもそも絵を描くことは、子どもの感性や色彩感覚を育むのに役立ちます。自分の感じたままに絵を描くことで表現力が身につき、色を塗ったり貼ったりすることで「色を感じる力」や「色を使いこなす力」が養われます。ものの微妙な違いを観察できるようになる、多くの色を見ることで脳が刺激を受け活性化する、といったメリットも期待できるでしょう。
数ある紙のなかでもスケッチブックが適している理由は、「水彩絵具を使って描きやすい」という点です。一般的なノートやコピー用紙の場合、絵具がにじんでしまいます。画用紙は表面が毛羽立ちやすく、ケント紙も水を弾きやすいため、やはり絵具の描画向きではありません。その点、表面が滑らかで吸水性の高いスケッチブックは、主に水彩絵具を使う小学生の工作にピッタリといえます。
スケッチブックを使った多くの工作では、絵を描く、色を塗る、それを切ったり貼ったりする、といったように複数の作業が発生します。たとえば、紙芝居のように1枚1枚ページをめくって物語を進めていく「スケッチブックシアター」をつくる場合、シーンを描くだけでなく、工作によって「扉や窓をつける」「引っ張ると伸びる仕掛けを組み込む」といった工夫が可能です。
このように、複数の作業を組み合わせてひとつのものをつくるなかで、「組み合わせによってこんなこともできるんだ」という発想力を養うことができます。
小学校低学年の自由研究では、少なからず親の手助けが必要です。子どもの自主性を重んじるなら、「手助け」ではなく「親子の共同作業」と考えて取り組むのがよいでしょう。1枚1枚の用紙を取り外せるスケッチブックは工作の作業を親子で分担しやすく、一緒に取り組みやすいのもメリットのひとつです。
スケッチブックを使った工作では、マルマンの『図案スケッチブック』が便利です。「天のりパッド製本」のタイプなら、用紙を1枚ずつきれいにはがして使用できます。親子で共同作業する場合には手分けして別の作業ができますし、用紙を切り離した跡も目立たないので工作の完成度も上がるでしょう。
また、紙が非常にしっかりしているのもうれしいポイント!水彩絵具で描いてもヨレヨレの状態になりにくく、「シボ」と呼ばれる紙表面の凹凸があることで味と深みのある作品に仕上がります。薄い紙は耐久性が低く、立体工作の材料としては使いにくいもの。しかし、『図案スケッチブック』なら組み立てるような工作の材料にも適しています。
太くて短い『グルーヴ・トリプルワン』は、握力が弱い子どもの手でも持ちやすく設計されています。鉛筆全体が丸みのある三角形の形状をしているため、手に触れる面積が広く、しっかり握ることができるのです。
また、少ない力で書くことができる点でも、小さな子どもに向いているポイントです。机の上に置いてもコロコロと転がっていく心配がなく、散らかりにくいのは親にとってもうれしいでしょう。
木材を使って工作したものに色を塗りたい場合、通常はステインやアクリル絵具などを使って色をつけなければなりません。しかしこの鉛筆を使えば、木材を使った工作にも色をつけることが可能。自由研究の工作でも大活躍してくれるでしょう。
今までの色鉛筆にはないさまざまな特徴を持つ『グルーヴ・トリプルワン』は、子どもが夏休みの工作をつくるときの画材としておすすめです。
親も頭を悩ませる、小学校低学年の夏休みの宿題。自由研究として工作を選んだ場合、子どもがすべてひとりで完成させるのは難しいことから、親子の共同作業になるケースも多いでしょう。
そんな共同作業にピッタリなのが、マルマンの『図案スケッチブック』と『グルーヴ・トリプルワン』です。3とおりの描き方ができる『グルーヴ・トリプルワン』ならイメージをそのまま再現しやすく、描いてからの“イメージチェンジ”も自由自在。図案スケッチブックは切る、貼るといった組み立て作業にも使え、「パッドタイプ」なら、簡単かつきれいに用紙を切り離せます。
親子の共同作業にピッタリな『図案スケッチブック』と『グルーヴ・トリプルワン』を使って子どもの個性や感性を引き出し、親子で思い出に残る作品をつくってみてはいかがでしょうか?