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季節感を暮らしに取り入れるには？四季を象徴する色とおすすめアイテムを紹介
家事や仕事に追われて慌ただしい毎日を送っているなかで、「気がついたらすっかり季節が変わっていた……」と感じた経験があるかもしれません。季節の移り変わりを意識すると、ふとした瞬間にリラックスできたり、自分のペースを取り戻せたり、ライフスタイルを充実させられたりすることがあります。
部屋で目にするもの、食べるもの、持ち歩くもの、身につけるもの――。忙しいときこそ、これらに季節感を取り入れてみてはいかがでしょうか？この記事では、暮らしに季節感を取り入れる方法や季節を感じられるカラーについてご紹介します。
忙しく単調な毎日に変化をつけたいと感じている方は、日常生活に季節を感じられるエッセンスを気軽に取り入れてみましょう。
季節の草花には、価格も手軽で管理しやすいものが多くあります。花というと「春から秋まででは？」と思われがちですが、冬に花を咲かせたり、元気になったりする植物も少なくありません。寒さに強い草花としては、シクラメン、シンビジウム、クリスマスローズなどが有名です。これらはお手入れも簡単なので、忙しい方でも育てやすいでしょう。
「草花を育てる自信がない……」という方は、生花やプリザーブドフラワーでつくられたアレンジメントを飾るという方法もあります。リビング、玄関、寝室など、暮らしのなかで目につくところに飾るのがおすすめです。
食材にも「旬」を取り入れると、五感で季節を感じられます。ホウレンソウやブロッコリー、白菜などの葉物野菜の多くは冬が旬です。大根やれんこんなどの根菜や、ミカンなどのフルーツも冬の食べもの。魚では、タラやブリなどが冬においしくなります。旬の食材は栄養価も高いので、健康維持のためにも積極的に摂ってみてください。
古くからおこなわれてきた季節の行事を生活に取り入れるのも有効です。近年では、年中行事が近づくとスーパーやコンビニの棚に関連アイテムや料理・食材などが並びます。年末なら年越しそば、お正月はおせち料理やおとそ、そのあとは疲れた胃を休める七草がゆ――。2月には豆まきをして恵方巻きを食べ、3月のひな祭りではちらし寿司やひなあられ、甘酒を楽しみましょう。また、外で行われる季節のイベントに参加するのもおすすめです。
外出する際の洋服やルームウェアなどで、「いつも同じような色を選んでしまう」という方もいるでしょう。特に、ビジネス用の服は落ち着いたカラーを選びがち。そんなときは、ソックスやインナー、ベルトやスカーフなどに差し色として季節のカラーを取り入れてみましょう。ベースが黒やグレーなら赤、ブラウンなら明るいベージュ、ネイビーなら紫などのアイテムと組み合わせるとよいでしょう。
また、アクセサリーで季節感を出すのもおすすめです。冬のモチーフには、雪、氷、クリスマスツリーなどがあります。たとえば、雪や氷なら透明・白・青とシルバー素材の組み合わせ、クリスマスなら赤・緑とゴールド素材の組み合わせが多く見られます。このような「冬モチーフのアクセサリー」を取り入れるだけでも季節感が高まります。
色と季節の関連をさほど意識していなくても、なんとなく「春はピンク」「夏は水色 」といったイメージが思い浮かぶかもしれません。これらは、それぞれの季節の自然現象などから得たイメージがもとになっています。以下では各季節の定番ともいえる配色と、日本古来より重宝されてきた季節ごとの伝統色について説明します。季節感のあるカラーを暮らしに取り入れる際の参考にしてみてください。
春の定番色
春といえば、花や新芽の色を連想する人が多いでしょう。そのため、イメージカラーには花弁のような薄いピンクや鮮やかな黄色、若葉のような薄い緑や黄緑が挙げられます。いずれの色も、トーンは明度を高めたペールカラー（明るく薄い色）がおすすめです。
なお、春を表す日本の伝統色には、薄いピンクの「桜色」や、ピンクと赤の中間のような「紅梅色（こうばいいろ）」、薄い黄緑の「若葉色」などがあります。古代では特に梅の花が重用されており、平安時代には紅梅色が大流行したといわれています。
夏の定番色
青い空や海、ひまわり、太陽、生い茂る緑の葉などが夏のイメージです。トーンでは、明度・彩度を変えないビビッドカラー（純色）が季節にぴったりあっています。
日本の伝統色では、やや緑がかった薄い青色の「薄浅葱（うすあさぎ）」や、淡い緑の「若竹色」、濃い青紫である「杜若色（かきつばたいろ）」などが挙げられます。薄浅葱は薄いネギの葉の色、杜若色はカキツバタの花の色が由来となっています。
秋の定番色
秋のイメージカラーは、果物や作物、紅葉などに見られる赤、ブラウン、紫、ベージュ、オレンジなどでしょう。トーンでは、明度・彩度を少し下げると秋をイメージさせる落ち着いたカラーになります。
少し暗い赤である「茜色」、青みのあるくすんだ紫の「竜胆色（りんどういろ）」、少し暗めのオレンジである「柿色」などが日本の代表的な伝統色。竜胆色は秋に咲くリンドウの花、茜色はアカネという多年草に由来するカラーです。
冬の定番色
冬のイメージとしては、雪の白やシルバー、枯れ木などのグレーや暗いブラウンなど、無彩色のモノトーンカラーが挙げられます。その一方で、お正月やクリスマスのイメージもあり、赤や緑、ゴールドなど華やかな色も欠かせません。
日本の伝統色も同様です。神社の鳥居などに使われる「朱色」など鮮やかな色がある一方で、しめ縄など乾燥した植物に見られる「藁色（わらいろ）」、松の葉の色である「千歳緑（ちとせみどり）」、少し灰色が混じった黒の「消炭色（けしずみいろ）」など、落ち着いたカラーが定番となっています。
オフィス勤務でデスクワークが中心の人や、リモートワーク中心で外出する機会が少ない人の場合、意識しないと暮らしのなかで季節の移り変わりを感じられないかもしれません。そこで実践したいのが、「文房具の衣替え」です。
文房具は仕事中でも目に入りやすく、気軽に取り換えられるので、季節の移り変わりを楽しみやすいアイテムのひとつといえます。季節のカラーを選べば、いつもの味気ないデスクにアクセントが加わるでしょう。
カレンダーやダイアリー、手帳、ノート、筆記用具などの日常的に使用するアイテムを衣替えすると、気分を一新でき、仕事へのモチベーションも高まりやすくなります。文房具の色合いを季節感のあるテーマで統一すれば、季節感も味わえるでしょう。周囲から「かわいい！」「今の季節にぴったりだね！」などと褒めてもらえたら、もっとそのアイテムを活用したくなって、仕事もはかどるかもしれません。
季節のイメージカラーのなかから好きな色を選んで文房具の色を統一するだけだと、文房具の色合いが単調になりがち。配色のテーマを決め、そのテーマで色を組み合わせると、動きのある季節感を楽しめます。冬の衣替えなら、「雪の降る森」のイメージで白やシルバーに千歳緑を組み合わせたり、「寒い冬に咲く椿の花」をイメージして消炭色と朱色を組み合わせたりしても素敵です。
手軽に衣替えができるのは、付箋やクリアファイルなどの消耗品です。これらはカラーバリエーションが豊富なので、季節のイメージカラーのものに替えやすいでしょう。
また、ボールペンやペンケースなどの筆記用具も、カラーバリエーションが豊富なアイテム。小さいアイテムなので、季節をイメージした配色のなかで差し色になるようなカラーを選ぶのがおすすめです。また、自分用のメモなどでは、ペンのインクを季節の色に変えてみるのも楽しいでしょう。
一方、手帳やノートなど、年間を通じて使う文房具の衣替えは難しいと感じるかもしれません。手帳やノートなどの衣替えにおすすめなのは、カバーをつける方法です。季節をイメージさせる色のカバーをかぶせれば、衣替えだけでなく汚れ防止にもなります。
文房具の衣替えにおすすめなのが、マルマンの『セプトクルール』というノートシリーズです。カラーバリエーションが豊富なので、色を季節に合わせて使いわけたい方はぜひチェックしてみてください！ここでは、『セプトクルール』シリーズのカラーや特長についてご紹介します。
『セプトクルール』は、他にはない個性的なカラーと表紙の素材にこだわったノートシリーズです。ビジネスシーンでも使いやすいマット色を使っていて、見るだけでも気持ちのリフレッシュになるでしょう。表紙は樹脂を使った紙材でつくられており、適度な柔らかさと丈夫さをあわせ持っているのが特長。水をはじきやすいので、お茶などをこぼしてしまっても染みこむ前にサッと拭き取れます。
定番カラー5色
・Spicy Coral Pink…前向きでいられるピンク
・Sunny Yellow…おひさまに癒される黄色
・Crisp White…現実的で無理しない白
・Comfort Mint…ほっとするミント
・Spirit Blue…リラックスして集中できる青
2023年 限定色
・Care Green…ととのうグリーン
・Calm Orange…穏やかでいられるオレンジ
2024年限定色
・Forest Green...リセットする緑
・Classy Violet...凛とするむらさき
・Feathery Pink...微笑むピンク
『セプトクルール』には、毎日をちゃんと、自分らしく過ごすためのカラーストーリーがございます。
気になる方は、『セプトクルール』の特設サイトをご覧ください。
『セプトクルール』のラインアップは、どの季節のイメージカラーとして使えるのでしょうか。ここでは、おすすめの組み合わせをご紹介します。
春
春におすすめなのは、若葉を想起させるグリーンと花をイメージさせるピンクの組み合わせ。ピンクとミントを組み合わせても、春のフレッシュ感を印象づける配色になるでしょう。
※ケアグリーンは、2023年限定色です。
夏
夏にぴったりなのは、黄色とミントの組み合わせです。太陽の光を浴びて輝くひまわり畑と夏の青空を連想させる、爽やかな色合いになります。
秋
秋のはじまりを感じさせるのは、イチョウの葉の紅葉を連想させる黄色と、コスモスに似たピンクの組み合わせ。ピンクに代えて彩度を押さえたオレンジを入れれば、より大人の印象になります。
※カームオレンジは、2023年限定色です。
冬
冬のおすすめは、雪や氷のイメージにつながる白と青の組み合わせです。ミントを差し色に加えればグラデーションの美しさが際立ち、神秘的な雰囲気にまとまるでしょう。
忙しいなかでも「自分らしい暮らし」を実現したい人は、生活に季節感を取り入れ、気分をリフレッシュしましょう。季節の草花を育てたり、年中行事に力を入れたりするのが難しい場合は、季節感のあるカラーを服やアクセサリーに取り入れてみてください。季節のカラーを使った文房具を用意するのもおすすめです。
『セプトクルール』のノートは、定番5色と新色2色の組み合わせでデスクに季節感をもたらしてくれます。まずはこの冬、「文房具の衣替え」をしてみてはいかがでしょうか？
