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【スケッチブックシアター】おすすめのネタは?仕掛けの作り方や題材を確認
スケッチブックシアターとは、スケッチブックを1枚ずつめくりながら話をすすめていく遊びのこと。「紙芝居のようなもの」と考えるとイメージしやすいかもしれませんが、紙芝居のようにただ物語を読み聞かせるだけでなく、クイズ形式で参加してもらうといった楽しみ方も可能です。
保育園では、なにかの作業や活動を始める前の導入(先生の話に集中してもらうためのツール)に使われることも多くあります。
保育園では、なにかの作業や活動を始める前の導入(先生の話に集中してもらうためのツール)に使われることも多くあります。
スケッチブックシアターのメリットは、子どもたちの興味をひきつけやすいことです。まだ集中力がない小さな子どもたちは、ただ話をするだけではきちんと耳を傾けてくれないことも多くあります。そういったときにスケッチブックシアターを使うと、子どもたちがイラストの色や形、紙のうえで展開される物語に注目するようになるのです。
一般的な絵本とは異なり、スケッチブックシアターには文字がありません。そのため子どもたちはよりイラストに集中しやすく、先生の話にも聞き耳を立てるようになります。また、遠くからも見えるように、絵本より大きなシアターをつくることも可能です。スケッチブック1冊で完結するため、保管が簡単な点もメリットといえるでしょう。
一般的な絵本とは異なり、スケッチブックシアターには文字がありません。そのため子どもたちはよりイラストに集中しやすく、先生の話にも聞き耳を立てるようになります。また、遠くからも見えるように、絵本より大きなシアターをつくることも可能です。スケッチブック1冊で完結するため、保管が簡単な点もメリットといえるでしょう。
作り方は至ってシンプル。スケッチブックに絵を描いて色を塗ったり、一部を切ったり、画用紙を貼り付けたりするだけです。用意するものは、スケッチブック、クレヨンや色鉛筆、ペンなどの色を塗るための文房具、画用紙、ハサミ、のりなど。
物語のキャンパスとなるスケッチブックは、消しゴムで消しても傷みにくい丈夫なものや、色を鮮やかに発色してくれるものなどがおすすめです。紙に絵を描く際は、子どもたちにもわかりやすいようにはっきりとした色で塗るようにしましょう。
広範囲に色塗りする場合は、色画用紙を切って貼り付けると時間を短縮できます。画用紙などを切り貼りして絵の一部を隠すような仕掛けを作れば、子どもたちの想像力を育むことにもつながります。
物語のキャンパスとなるスケッチブックは、消しゴムで消しても傷みにくい丈夫なものや、色を鮮やかに発色してくれるものなどがおすすめです。紙に絵を描く際は、子どもたちにもわかりやすいようにはっきりとした色で塗るようにしましょう。
広範囲に色塗りする場合は、色画用紙を切って貼り付けると時間を短縮できます。画用紙などを切り貼りして絵の一部を隠すような仕掛けを作れば、子どもたちの想像力を育むことにもつながります。
1枚1枚の紙に動物の顔が現れるスケッチブックシアターです。ページ構成に物語性はなく、それゆえ単純明快で、乳児期のお子さんでも理解しやすいといえます。
こちらも子どもたちに大人気の「どんな色が好き」という歌に合わせて楽しむスケッチブックシアターです。
子どもたちに人気の歌「すうじのうた」に合わせて楽しむスケッチブックシアターです。
3歳クラスでおすすめのネタは、シルエットクイズです。「自分でできることは自分でやってみたい」という意欲が育つ時期なので、参加型のネタを楽しんでくれます。シルエットを見てなんの動物かを子どもたちに当ててもらう時間は、子どもたちの想像力を養うのにも有益です。
4歳クラスのおすすめネタは、ピクトグラムです。友だちと一緒になにかを進める楽しさを感じる時期なので、参加型でまわりの子と一緒に考えるような内容がよいでしょう。ピクトグラムを見ながら、その絵がどんな人なのか、どんな行動をしているのかといったことを子どもたち同士で考えさせると、意見を聞く力や一緒に何かをやり遂げる楽しさを教えられます。
● 作り方・遊び方
最初のページにピクトグラムを描き、次のページに答えとなる人物や行動をしている絵を描くだけです。アイデア次第でいくらでも作れるので、子どもたちと一緒に問題を考えるのもおもしろいでしょう。5歳クラスで喜ばれるネタは、「八百屋のお店」です。5歳くらいになると基本的な生活習慣が身につき、生活に必要な行動のほとんどを一人でできるようになってきます。初めて一人でおつかいに行けるようになるのもこの時期。魚屋やパン屋など、さまざまなアレンジがきくのもこのネタのいいところです。
スケッチブックシアターの作成に欠かせないものといえば、なんといってもスケッチブックですよね。ここでは、保育園でのシアターづくりに使いやすいマルマンのスケッチブックを3つご紹介します。
また、スケッチブックのサイズ選びにお困りの方は、以下をご覧ください。
スケッチブック サイズの選び方
スケッチブックシアターは、子どもたちの興味をひくためのツールとして、また知育を促すための教材として有効です。厚手で丈夫な用紙を使っているマルマンの各種スケッチブックでシアターを作れば、「また遊びたい!」という子どもたちのアンコールにも問題なくこたえられるでしょう。
人気の題材をもとに子どもたちと作品の内容を考えたり、オリジナルの仕掛けを作ったりして、満足度の高いスケッチブックシアターを作り上げてみてはいかがでしょうか。