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結婚式の余興、どうする?企画に迷ったらスケッチブックリレーがおすすめ!
まずはどんな余興をしてほしいか新郎新婦にヒアリングし、好みや披露宴の雰囲気に合った企画を考えます。アイデアが重複しないように、ほかに予定している余興があれば内容を確認しておきましょう。
結婚式では余興の幹事が複数人いるケースもあります。その場合はチーム内で方向性を確認しながら、企画のアイデアや役割分担、進め方などを検討することが大切です。幹事メンバーが決まっていない場合は、新郎新婦に相談しながら人選を進めましょう。
新郎新婦の希望を第一に考えながら、参列者全員が楽しめる余興の内容を具体的に決めていきます。なお、基本的に次のような余興は避けたほうが無難です。
・事前に多くの練習が必要な余興
・内輪ウケや下ネタを含む余興
・長時間にわたる余興
・事前に多くの練習が必要な余興
・内輪ウケや下ネタを含む余興
・長時間にわたる余興
余興によっては、台本、ムービー、BGM、衣装などの手配や制作が必要になります。歌やダンスの場合は、余興メンバーで練習をしておきたいところ。幹事には、このような前準備の進捗管理も求められます。
結婚式当日は本番前に必ずリハーサルを実施し、余興の流れや照明・BGMのタイミングなどを確認しましょう。会場によっては、司会や音響スタッフなどと一緒に、本番に近い状況でリハーサルを行える場合があります。どのようなリハーサルができるか、事前に会場の担当者へ確認しておきましょう。
カラオケは、結婚式の余興のなかでも準備が簡単で、盛り上がりやすい点が魅力です。似た余興にコーラスもありますが、本格的なコーラスはそれなりに練習時間が必要。カラオケならマイクを順番に回したり、音域を分けて歌ったりするだけでも楽しい余興になります。
曲は、結婚式でよく歌われる定番ラブソングや新郎新婦が好きな歌、世代を問わずゲストみんなが知っているハッピーな雰囲気のものから選ぶのがポイント。にぎやかさを重視したい場合は短めの曲がおすすめです。基本的には歌う人が得意な曲で構いませんが、「別れ」や「裏切り」といったネガティブなイメージの曲は避けましょう。
曲は、結婚式でよく歌われる定番ラブソングや新郎新婦が好きな歌、世代を問わずゲストみんなが知っているハッピーな雰囲気のものから選ぶのがポイント。にぎやかさを重視したい場合は短めの曲がおすすめです。基本的には歌う人が得意な曲で構いませんが、「別れ」や「裏切り」といったネガティブなイメージの曲は避けましょう。
見ている人が思わず引き込まれてしまうようなリズミカルなダンスも、余興の定番といえます。ダンスが得意なメンバーで構成する場合は、難易度の高いダンスを踊って結婚式を盛り上げましょう。ダンス初心者には、難易度が低くても見栄えがする振付がおすすめです。
ただし、ダンスは参加者がみんなで練習する必要があるため、時間に余裕がある人を選ぶことも大切。さらに、会場によって広さや床の素材、音響などが異なるため、披露宴が行われる会場でのリハーサルが欠かせません。
ただし、ダンスは参加者がみんなで練習する必要があるため、時間に余裕がある人を選ぶことも大切。さらに、会場によって広さや床の素材、音響などが異なるため、披露宴が行われる会場でのリハーサルが欠かせません。
ギターやピアノ、管楽器などの独奏から、バンド演奏や合奏、歌を組み合わせての演奏など、人数もジャンルも選択肢の幅が広い余興といえます。新郎新婦も楽器演奏ができるなら、参加してもらうと会場はさらに盛り上がるでしょう。演奏してもらう場合は、新郎新婦の得意な曲を選び、主役に華を持たせるのがポイントです。
ただし、楽器の演奏をする場合は会場で大きな音を立ててよいか、音響機材の持ち込みができるかをあらかじめ確認しておく必要があります。
ただし、楽器の演奏をする場合は会場で大きな音を立ててよいか、音響機材の持ち込みができるかをあらかじめ確認しておく必要があります。
盛り上がりやすいのは、「新郎新婦クイズ」。新郎新婦にまつわる面白エピソードなどを、クイズ形式で紹介していきます。たとえば、「子どものころの夢」や「お互いの好きなところ」を当てたり、新郎新婦の兄弟姉妹の写真を見てどれが本人かを当てたりするクイズが挙げられます。子どもの頃、学生時代、社会人時代などに分けるのもよいでしょう。新郎のクイズを新婦の友人に答えてもらえば、面白い回答が引き出せるかもしれません。
回答は言葉で答えてもらうのではなく、「〇×」や三択で選んでもらう方法にすると参加しやすくなります。選択式の場合は“ウケねらい”の回答をひとつ入れておくと、より盛り上がるでしょう。お色直しの待ち時間には、お色直しのドレスの色や入場するときの曲を当てるというクイズも楽しめます。
回答は言葉で答えてもらうのではなく、「〇×」や三択で選んでもらう方法にすると参加しやすくなります。選択式の場合は“ウケねらい”の回答をひとつ入れておくと、より盛り上がるでしょう。お色直しの待ち時間には、お色直しのドレスの色や入場するときの曲を当てるというクイズも楽しめます。
結婚式では、ゲスト同士に面識がないことも少なくありません。そんなときは、年代を問わずに楽しめる「じゃんけん大会」「くじ引き」「借り物・人競争」といったミニゲームで交流を深めてもらうのもおすすめです。どれもルールが簡単なうえ、景品を用意する手間を除けば幹事の負担は比較的少なくて済むでしょう。
借り物競争はお題に当てはまるモノを持っていくゲームで、借りる対象を人に限定したのが借り人競争です。「犬(猫)を飼っている人」「今月誕生日の人」といった定番のお題だけでなく、「今日一番おしゃれな髪型をしている人」といった本人の判断やセンスにまかせるお題もアリ。ただし、下ネタや身体的な特徴をテーマにしたお題は避けましょう。
借り物競争はお題に当てはまるモノを持っていくゲームで、借りる対象を人に限定したのが借り人競争です。「犬(猫)を飼っている人」「今月誕生日の人」といった定番のお題だけでなく、「今日一番おしゃれな髪型をしている人」といった本人の判断やセンスにまかせるお題もアリ。ただし、下ネタや身体的な特徴をテーマにしたお題は避けましょう。
多くのゲストを前にして余興をすることに負担や難しさを感じるなら、録画・制作しておいた映像を流すのもおすすめです。
ムービーの内容は、新郎新婦に関するものがよいでしょう。具体的には、新郎新婦の出会いやプロポーズの場面をドキュメンタリー風に撮影したものや、親しい友人たちで新郎や新婦の性格の解説や注意点を解説してもらう様子を撮影した「新郎新婦の取り扱い説明書(トリセツ)」などがあります。
おすすめなのが、最近の結婚式の定番になりつつあるムービー系余興のひとつが「スケッチブックリレー」です。スケッチブックリレーについては、次項で詳しく解説します。
ムービーを余興にする場合は、披露宴会場で映像を流せるか事前に確認しておきましょう。また、会場にはゲスト全員が楽に見られるような大きな画面やスクリーンも必要です。
おすすめなのが、最近の結婚式の定番になりつつあるムービー系余興のひとつが「スケッチブックリレー」です。スケッチブックリレーについては、次項で詳しく解説します。
ムービーを余興にする場合は、披露宴会場で映像を流せるか事前に確認しておきましょう。また、会場にはゲスト全員が楽に見られるような大きな画面やスクリーンも必要です。
スケッチブックリレーは、登場したメンバーがスケッチブックに新郎新婦へのメッセージなどを手書きし、そのスケッチブックをリレー形式でほかのメンバーへ渡していく一連の流れをまとめた映像作品です。事前にメッセージ動画を収録・編集しておき、当日は新郎新婦およびゲストの前で上映します。
結婚式の余興はもちろん、卒園式・卒業式や同窓会、壮行会(大会前にスポーツ選手などを励ますイベント)などでもスケッチブックリレーは活用されています。
結婚式の余興はもちろん、卒園式・卒業式や同窓会、壮行会(大会前にスポーツ選手などを励ますイベント)などでもスケッチブックリレーは活用されています。
● 余興メンバーの負担が少ない
スケッチブックリレーでは、楽器演奏やダンスのようにメンバー同士で時間を合わせて練習する必要がありません。その場で「芸」を披露するわけではないので、結婚式当日も気楽に楽しめます。リレーに登場するメンバーの作業は、基本的に画用紙にメッセージを書いて一言コメントを添える程度。材料の準備が簡単で、そこまで負担も大きくないため、忙しい方にも引き受けてもらいやすいでしょう。撮った映像の編集は必要ですが、初心者でも簡単に使える動画編集アプリを利用すれば見栄えのよい作品を手軽につくれます。
● 個性的なメッセージを楽しめる
スケッチブックには、それぞれのメンバーが手書きでメッセージやイラストなどを記入します。余興メンバーの個性によっては、「笑い」「感動」「サプライズ」などさまざまなバリエーションのメッセージを集められるでしょう。● 映像もスケッチブックも贈れる
スケッチブックリレーは、参加メンバーの思いを形に残せる面白い余興です。スケッチブックリレーの動画を保存した媒体(DVDなど)と、「おめでとう」の気持ちが込められたスケッチブックの両方を新郎新婦へプレゼントできるのも魅力といえるでしょう。映像を見終わったあと、「新郎新婦や式の参列者に感想を聞くところまで」を余興とするのもよさそうです。
● 撮影を通して親交を深められる
スケッチブックリレーでは、参加したメンバーが記入している様子やメッセージを紹介している様子を撮影します。撮影の時間を通して、久しぶりに会う友人などと楽しい時間をすごせるのもメリットです。スケッチブックに文字やイラストを書く際には、「会場での見やすさ」を考慮する必要があります。
● 文字の大きさ・明瞭さ
実際の会場では、離れた位置からスクリーンを見る参列者がいるかもしれません。メッセージの文字は、読みやすいように大きくはっきりと書くのがポイントです。● 色使い
カラフルなペンを使うと、イラストやメッセージに華やかさがプラスされます。青や赤などのくっきり映って読みやすい色を選び、黄色や水色などの薄い色は極力避けるのがポイントです。文字の色が薄いときは、文字のふちを濃い色で囲むと視認しやすくなります。● 多様なテーマ設定
スケッチブックリレーのメッセージには、多様なテーマを設定するとよいでしょう。メンバーに依頼する際はただ「一言メッセージをください」と伝えるのではなく、「新郎(新婦)の好きなところは?」「新郎(新婦)との一番の思い出は?」といったように人によってテーマを変えると、内容にバリエーションが生まれやすくなります。「スケッチブックの書き方」以外では、以下のようなポイントに注意しましょう。
● 登場の順番と受け渡し方法
スケッチブックリレーの演出に違和感が出ないよう、以下のような点を事前に決めておくことが大切です。● 声の大きさ
映像を屋外で撮影する場合は、周囲の雑音が入りがちです。雑音が大きいとメッセージが聞き取りにくくなるため、できるだけ大きな声ではっきり話してもらいましょう。映像にBGMをつける場合も同様です。● 登場人物の紹介
映像の編集時に「高校2年3組担任 ○○○○」などと記載するようにしましょう。そうすることでゲストは登場人物と新郎新婦との関係性がわかり、より楽しみやすくなります。長い間会えていなかった地元の友人や恩師などの名前があれば、当時とのギャップや懐かしさもあいまって、新郎新婦にとってうれしいサプライズになるかもしれません。● 式場のフォーマット
式場での映像再生に関するフォーマットを事前に確認することも大切です。画面サイズ、映像ファイル形式、記録メディアなどをしっかり確認し、適切な動画形式で制作します。完成した映像は必ず会場でリハーサル上映し、問題がないかチェックしておきましょう。演出について、あまり難しく考える必要はありません。定番のものからユニークなものまで、新郎新婦が喜びそうなテーマを選んだり工夫を加えたりして、世界でひとつのスケッチブックリレーを完成させましょう。
●自由にお祝いメッセージをもらう
もっとも定番といえるのは、参加者から自由にお祝いメッセージをもらう方法です。地元の友人や職場の上司から関係性にあわせてさまざまなメッセージをもらうことで、自然とバリエーションも生まれるでしょう。各登場人物の「尺」が平等になるように、撮影時に秒数を伝えておくのがポイントです。●テーマを決めて答えてもらう
あらかじめテーマを決めて答えてもらう方法なら、スケッチブックリレーのバリエーションが計算できます。テーマは自由ですが、「新郎(新婦)の魅力」「新郎(新婦)の尊敬するところ」「新郎(新婦)に伝えたい感謝の言葉」など、新しい門出を迎える二人にふさわしいテーマを選ぶとよいでしょう。●一人1文字ずつ書いてメッセージを完成させる
スケッチブックに大きく1文字ずつ記載してもらい、完成したメッセージをムービーの最後に一画面で出す方法です。「どんなメッセージができるかな?」と、暗号やクイズのような形式にして撮影するやり方・見せ方もあります。●音楽の歌詞にあわせて歌ってもらう
スケッチブックリレーの合間に音楽をかけ、登場人物に歌詞にあわせて歌ってもらう方法もあります。その様子をムービーにはさむと、スケッチブックに書いたメッセージだけでなく、歌でも気持ちを新郎新婦に伝えられるため、より印象深い仕上がりになるかもしれません。一部を新郎新婦にちなんだ替え歌にするのもアリです。●新郎新婦からメッセージをもらう
友人や会社の同僚だけでなく、新郎新婦からメッセージをもらうとより印象深いスケッチブックリレーになるでしょう。結婚式では、お互いのメッセージを伝えあうシーンがないこともあります。スケッチブックリレーを活用すれば、お互いの気持ちを確かめあえる機会をつくれるでしょう。メッセージをもらったことを本番まで秘密にしておけば、それぞれに対してサプライズの演出になります。まずは新郎新婦が希望する余興、やめてほしい余興などを聞き出します。盛り上がる内容であっても、新郎新婦が喜ばない余興では意味がありません。
新郎新婦のエピソードを紹介する余興では、盛り込む内容に注意です。過去にお付き合いをしていた元カレや元カノの話を出すのは絶対にやめましょう。また、結婚式には親族や友人だけでなく、同僚や上司、取引先など仕事関係のゲストが参加することもあるため、下品な余興や行き過ぎた自虐ネタなどもNGです。
新郎新婦へのサプライズで本人たちへ内容を明かしたくない場合は、結婚式場のスタッフやブライダルプランナーなどに相談するとよいでしょう。
新郎新婦のエピソードを紹介する余興では、盛り込む内容に注意です。過去にお付き合いをしていた元カレや元カノの話を出すのは絶対にやめましょう。また、結婚式には親族や友人だけでなく、同僚や上司、取引先など仕事関係のゲストが参加することもあるため、下品な余興や行き過ぎた自虐ネタなどもNGです。
新郎新婦へのサプライズで本人たちへ内容を明かしたくない場合は、結婚式場のスタッフやブライダルプランナーなどに相談するとよいでしょう。
結婚式場で行う披露宴には時間の制限があり、式全体は3時間程度に納めなければなりません。レストランを貸し切っての披露宴も同様です。そのため、余興は決められた時間内に収めるように工夫する必要があります。
また、いくら内容が面白い余興でも、長すぎると興ざめしてしまうでしょう。時間厳守で進めるために、5分から10分程度の短時間で盛り上がれる企画を選ぶのがポイントです。着替えや舞台設定などが必要な余興の場合は、準備時間も含めて新郎新婦や会場へ伝えておきます。ほかにも会場ではステージの都合もあるため、何人で行うのかも伝えておくと安心です。
また、いくら内容が面白い余興でも、長すぎると興ざめしてしまうでしょう。時間厳守で進めるために、5分から10分程度の短時間で盛り上がれる企画を選ぶのがポイントです。着替えや舞台設定などが必要な余興の場合は、準備時間も含めて新郎新婦や会場へ伝えておきます。ほかにも会場ではステージの都合もあるため、何人で行うのかも伝えておくと安心です。
社会人だとなかなか練習時間が取れず、余興の本番でミスをしてしまうケースも見られます。失敗すると恥ずかしくなってしまい、うつむいたり動きが鈍くなったりするかもしれません。
しかし、楽しくなさそうな余興は見ている人がしらけてしまいます。多少の失敗は笑顔でカバーし、胸を張って堂々とやりきりましょう。
しかし、楽しくなさそうな余興は見ている人がしらけてしまいます。多少の失敗は笑顔でカバーし、胸を張って堂々とやりきりましょう。
余興の難易度が高い場合はついつい成功させることに夢中になってしまうかもしれませんが、結婚披露宴の余興は、新郎新婦をお祝いするために行うもの。最初と最後に必ずお祝いの言葉を添えることが大切です。
『図案スケッチブック』はオンラインだけでなく、文房具店、ホームセンター、小売店や量販店など、全国どこでも手に入ります。そのため用意するのが簡単。遠方に住むメンバーであっても、同じ種類のスケッチブックを購入すれば、1冊を回して撮影しているように演出することもできます。
スケッチブックリレーの画面映えや伝わりやすさを考慮すると、大きいスケッチブックを使うのが望ましいといえます。『図案スケッチブック』には多数のサイズバリエーションがあり、B4、A3、B3など大きめのサイズも豊富です。
『図案スケッチブック』で使用している画用紙の表面には「シボ」とよばれる自然な凹凸があり、より豊かな表現が可能です。細かな凹凸が鮮やかな発色や描線の立体感を引き出してくれるので、個性的なイラストや躍動感のある文字を生み出せるでしょう。
さらに、消しゴムを使用しても紙が傷みにくく、書き直しをしても破れにくいのも特長。カビやホコリ、光や酸性の劣化から保護する中性紙が使われているので、長期保存にも適しています。
さらに、消しゴムを使用しても紙が傷みにくく、書き直しをしても破れにくいのも特長。カビやホコリ、光や酸性の劣化から保護する中性紙が使われているので、長期保存にも適しています。
スケッチブックリレーは、結婚式に感動や笑い、驚きを提供できる素敵な余興です。事前の練習などが不要で、結婚式当日も余興メンバーや幹事にも負担がかかりません。スケッチブックに記入する際のポイントや撮影、編集アプリのコツなどを押さえておけば、新郎新婦やゲストの記憶にいつまでも残るすてきな余興にできるでしょう。
スケッチブックリレーにも向いているマルマンの『図案スケッチブック』を活用し、最高の余興を実現してみてくださいね。
スケッチブックリレーにも向いているマルマンの『図案スケッチブック』を活用し、最高の余興を実現してみてくださいね。